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「住む」という言葉には、日常の濁りを打ち消す澄んだ場所という(言語学の教え)「澄む」という同語源の言葉が込められています。 住む人と暮らしについて、生活についての意味を考えながら、居心地の良さそのものの深さのある「住む家」を提案したいと、日々想っています。
クライアントは、築40年の家に暮らす50代の女性。 絵画や銘木家具のテーブル、椅子、 ベンチなどを所有されていましたが、古い家は、壁も少なく、それらの家具のどれもが行き場を失ったまま使用されていませんでした。 そういう家具を生かし、また、築40年の歴史を感じる欄間や床の間に使われていた材料、照明器具を新しい空間にアクセントとして、取り入れました。